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常葉学園短期大学同窓会第43回総会を行います。出席のお申し込み、お問い合わせは同窓会事務局まで。(TEL054-261-1315)
<第43回同窓会総会>
日時: 平成23年6月19日(日)10:30~
会場: ホテルセンチュリー静岡
本日ここに、常葉学園短期大学第四十六回入学式を挙行するにあたり、私から告辞を申し述べます。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。そして、保護者の皆様にも、心よりお祝い申し上げます。
また、公私ご多忙中にもかかわらず、ご来賓をはじめ、関係各位のご臨席を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。
ただ今、皆さんは晴れて、常葉短大の学生になりました。これから二年間、誇りと自信を持って学業に精進するとともに、有意義な学生生活を送っていただきたいと切に思います。
さて、常葉学園の常葉は、万葉集に見える聖武天皇の御製「橘は実さえ 花さえ その葉さえ 枝に霜降れど いや常葉の樹」に因んでいます。霜雪に耐えて常に青々とした葉を繁らせ、純白で香り高い花を咲かせ、豊かな黄金の実を結ぶ橘こそ、常葉学園の教育理念の象徴です。当然のことながら、本学もこの建学の精神を土台に、開学から四十五年間、様々な教育研究活動を行ってきました。
まず、昭和四十一年に国文科と保育科の二学科で開学いたしましたが、同四十三年に音楽科、同四十七年に英文科と美術・デザイン科を開設、しばらく静岡と菊川の二つのキャンパスで五学科体制が続きました。また、同四十五年には専攻科を設置し、平成七年には短期大学でありながら学士を取得する途を開きました。その後、美術・デザイン科の四大化、菊川キャンパスの閉鎖等の変遷を経て、現在は日本語日本文学科、英語英文科、保育科、音楽科の四学科と専攻科で構成されており、県内では唯一の総合短期大学としての地位を確立しています。
ところで、皆さんの中には、本学を希望して入学した人とそうでない人がいます。しかし、どの人も常葉短大の学生であることに変わりはありません。つまり、皆さんは常葉短大とご縁があったということです。このご縁を是非とも大切にしてほしいと思います。
人間は、人と人との関わりの中で生きています。今、自分が置かれている環境を素直に受け容れて、ここにいる仲間とともに前向きに頑張ることが何よりも大切です。そこからすべてが始まるのです。私たち教職員も、今日から皆さんを迎えることを心から嬉しく思い、ご縁の有難さを感じています。
次に、明確に確認しておきたいことがあります。脅すわけではありませんが、社会人になるまでに皆さんに与えられている時間は、わずか二年間です。七百三十日、一万七千五百二十時間です。これは、百パーセント明らかな事実です。このわずかな時間が経過したときに、皆さんは否応なく社会に飛び立たなければなりません。
そのためには第一に、大人になる必要があります。いつまでも両親に甘えているわけにはいきません。少しずつ自立していきましょう。自立するためには、まず、自分で意思決定をし、自分の行動に責任を持つことが大切です。できるところから、他人に判断してもらうのではなく、自分で判断するようにしましょう。
第二に、社会に飛び立つためには、できるだけたくさん社会体験をする必要があります。二年間ですが、この間にも社会体験をするチャンスが何回もあります。ボランティアでもインターンシップでも何でもよいのです。そのチャンスを逃さないで積極的に参加しましょう。
このとき大切なことは、失敗を恐れないということです。詳しくはフレッシュマン・キャンプの折りにお話しますが、私の人生は失敗の連続でした。そんな私でも、このようにドロップアウトせずに生きてきました。失敗体験は、成功体験よりも、人間を強くするとともに人間を謙虚にし、魅力的な人間にすると私は確信しています。
第三に、社会に飛び立つためには、他人を理解する必要があります。言うまでもなく、私たちは例外なく、鏡を通さないと自分の顔を見ることができません。ややもすれば、自分の能力や適性はよく分かっていると思いがちですが、社会に通用する能力や適性は、他人が判断するものです。このギャップを私たちは自覚しなければなりません。
これから程なく就活が始まります。自分をPRすることも大切ですが、それ以上に企業や組織のブランド名に目を奪われることなく、企業や組織の実体を冷静に分析する必要があります。そして、その企業や組織が自分に何を求めているかをしっかりキャッチし理解しなければ、就職は覚束ないと思います。
さて、常葉短大の二年間の学生生活の中で、皆さんにぜひ達成してほしいことがあります。それは、かけがえのない友人をつくることです。言うまでもありませんが、かけがえのない友人とは、遊び友達ではありません。自分が失敗し辛い思いをしたり、恋愛や就職で悩んだりしているときに、真剣に話しを聞いてくれたり相談できる相手のことです。私も、数々の失敗の折り、孤独感に苛まれ、大学時代の友人に随分助けられました。みんなも同じことで悩んだり、つまずいているんだなと実感し、自分一人だけではないんだとほっとすることもありました。
もちろん、相談相手は友人に限りません。両親や先生と相談する時もあるでしょう。しかし、世代の違う両親や先生とは一生付き合うことはできません。同世代のかけがえのない友人とは一生の付き合いになるのです。核家族が定着している上、兄弟が少ない現在、持つべきは、財産ではなく、かけがえのない友人であると私は確信しています。
最後に、常葉短大の現在の教育理念について簡単にお話します。それは、ライフデザインという言葉に凝縮されます。
このライフデザインを描くためには、皆さんが今後長い人生を歩んでいくために必要となる基本的な社会的能力、たとえば、コミュニケーション能力、自己表現能力、他人理解能力などの開発に重点を置いた教育が必要と考えます。このため、一年次に「ライフデザイン総合セミナー」という教養教育科目を用意しています。
皆さんには専門科目の履修を通して専門的知識や専門的スキルを身につけてほしいと思っていますが、同時に、良識ある立派な社会人になってほしいのです。そうでなければ、どんな職業に就いても長続きはせず、社会的信頼は得られません。一般的には、教養教育科目は軽んじられる傾向がありますが、決して息を抜かないで取り組んでください。
最後に、私たち教職員は皆さんに誓います。すべては“常葉短大に来てよかった” のために全力を傾注することを。
平成二十三年四月四日
常葉学園短期大学
学長 木宮岳志
3/26(土)に行われる、春のオープンキャンパスは予定どおり開催します。
受付は12:30、スタートは13:00からとなります。
地域によっては、計画停電の影響等により、車で保護者の方とご一緒にお越しになる方もおられると思いますが、恐縮ですが学校及び学校周辺には駐車場がありません。東部方面から来られる方はJR草薙駅周辺の駐車場(市営駐車場等もあります)に車を停めていただき、学校にはJR草薙駅前から路線バス(しずてつジャストライン草薙瀬名新田線で約15分、常葉短大入口下車徒歩約6分)でご来場いただければと思います。
多くの皆様のご来場をお待ちしております。
現在、東北関東大震災に伴う計画停電および交通機関(特に電車)の運休等が行われていますが、既に皆様にお知らせした4月1日からのオリエンテーション等の日程に、今のところ変更はありません。予定通り実施します。なお、新年度からの通学に関して、特に富士川以東にお住まいの皆さんで、不安なことや問題が予想される場合は、下記のとおり事前にご相談ください。
問合せ先:常葉学園短期大学 教務課
問合せ先:☎054-261-1313 午前9時~午後4時30分
問合せ期間:平成23年3月22日(火)~3月29日(火)
3月16日(水)の卒業式会場において、東北関東大震災への義援金募金活動行いました。
皆様から合計148,665円のご浄財をお寄せ頂き、
早速、静岡新聞社・静岡放送 企画事業局を通して寄付させていただきました。
ひときわ厳しかった寒気がいつの間にかスギ花粉を運ぶ春風(しゅんぷう)となり、桜のつぼみを開かせようとしています。本日ここに、常葉学園短期大学第四十四回卒業式並びに第四十一回修了式を挙行するにあたり、私から告辞を申し述べます。
皆さん、卒業、修了おめでとうございます。そして、今日までお子様を手塩にかけてお育てになられた保護者の皆様にも、心よりお祝いを申し上げます。また、公私ご多忙中にもかかわらず、多数のご来賓をはじめ、関係各位のご臨席を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。
本日ただ今、日本語日本文学科六十五名、英語英文科五十七名、保育科二百十五名、音楽科五十名、本科合計三百八十七名に、卒業証書および短期大学士の学位記を、そして、専攻科国語国文専攻九名、保育専攻九名、音楽専攻二十三名、専攻科合計四十一名に修了証書を、さらに、国語国文専攻六名、保育専攻九名、音楽専攻二十二名、合計三十七名に学士の学位記を授与いたしました。したがって、平成二二年度は、総数四百二十八名の卒業生と修了生を世に送り出すことができます。ここに至るまで様々な障害を乗り越えてきたことに思いを致すとき、万感迫るものがあり、言葉では言い尽くせない喜びを感じています。
さて、皆さんが過ごしてこられたこの二年間あるいは四年間は、どのような時代だったでしょうか。ざっと、振り返ってみることにします。
二〇〇七年八月、米国(あめりか)のサブプライムローンの焦げ付きが急増し、米国(あめりか)株式市場の暴落に始まり世界同時株安、さらには世界中に金融危機をもたらしました。二〇〇八年、秋葉原の歩行者天国で、また、大阪の個室ビデオ店などで無差別殺人事件が続発、加害者はいずれも「誰でもよかった」という言葉を吐き、絆が失われた社会を浮き彫りにしました。二〇〇九年八月、衆議院議員選挙で民主党が圧勝し、政権交代が実現、戦後政治を一貫して担ってきた自民党による政治が終焉しました。
このように、皆さんが本学に在籍している間に、今までの国家や社会の秩序が崩壊し、確固たる社会の価値観が危うくなり、不安と不信が増殖した時代に突入したと思います。この時代の流れは、皆さんの生活と決して無関係ではなく、たとえば家計のやり繰りや就職状況に暗い影を落としています。
しかし、皆さん。だからといって、自分の将来を悲観している暇(いとま)はありません。これからの日本社会を築いていくのは、他ならぬ皆さんのような若い世代だからです。昭和世代が築き上げてきた戦後のあり方をそのまま継承するだけでは最早やっていけないのです。「今までこうしてきたから、こうします」という前例主義がだんだん通用しなくなってきています。グローバル化した世界の中で、皆さんは、自ら新しい価値観を生み出し、活力ある日本社会を築いていかなければなりません。
不透明な時代は明確なロードマップがなく、どのように生きていったらよいのか誰しも思い悩み、大きな不安を抱えます。このとき、私たちはどうすればよいのでしょうか。
第一に、「ご縁を大切にすること」です。言うまでもありませんが、人は一人では生きていけません。社会の中で大勢の人の力を借りてはじめて生きていけるのです。ところが、最近はこのことが怪しくなっています。俗に言う「無縁社会」の到来です。皆さんは、自宅の隣にどういう人が住んでいるか承知していますか。皆さんは、他人(ひと)と交わることが面倒くさくて自分だけで過ごしていませんか。皆さんは、親や兄弟に迷惑をかけられないと強く思っていませんか。どれも思い当たる人は、晩年孤独な生活を強いられるかもしれません。戦後、私たちは個人の尊厳を基本的な価値観として、一面では快適な生活を送ることができるようになりました。確かに、他人(ひと)と関わることは、価値観の衝突を招き、自分の思い通りにはいかないものです。そのために、私たちは個人の尊厳を旗印に近所付き合いを面倒くさがり、他人(ひと)と真剣に向き合うことを遠ざけてきたのではないでしょうか。
私たちは、一生懸命勉強すれば多様な知識を豊富に獲得することができます。しかし、自分だけではなかなか知恵を身に付けることは困難です。知恵を身につけるためには、また創造的な活動をするためには、さまざまな社会経験と他人との関わりの中で自分を人間的に成長させることが必要です。不透明な時代を生きていくためには、知恵やオリジナリティが必要であり、そのためには他人(ひと)とのご縁を大切にしていただきたいと思います。
第二に、不透明な時代を生きていくためには、「過去の経験に囚われないこと」です。言うまでもなく、安定している時代には、過去の経験を踏襲すれば一定の成果が得られる可能性は高いでしょう。しかし、今は不透明な時代なのです。今までのやり方が通用するとは限りません。いや、ほとんど通用しないと思ったほうがよいでしょう。それではどうすればよいのでしょうか。
明確な答えが用意されているわけではありませんが、私なりの考え方をお伝えしたいと思います。それは、『夢を叶える方法』です。このメッセージは学長室の前に半年も前から掲示しているので知っている人もいるでしょうが、改めてお伝えします。
夢を抱く人は大勢いますが、どうすれば夢を叶えることができるかを考える人は意外に少ないものです。
普通の人は、過去の経験に縛られます。せっかく夢を抱きながら、自分の過去の経験からアプローチするため、自分にはできないとあっさり諦めてしまうことが多いのではないでしょうか。 しかし、夢は過去に縛られたら叶えることができません。未来志向で考えましょう。夢を叶えた自分をイメージするのです。そこから何をすべきかを逆に考えるのです。奇跡を起こす人は、まちがいなく未来志向の人だと私は確信しています。
第三に、不透明な時代を生きていくためには、「早く結論を求めないこと」です。今の日本社会はいわゆる成熟社会であり、社会基盤は一応整備されているといえます。だからこそ、人間が幸福になるために何をすべきかが極めてむずかしいのです。昔のように、整備されていないことをやればよいという簡単な話ではありません。つまり、何をすべきか、なかなか結論が出てこないのです。
このことは社会一般に限らず、個人の人生のあり方についてもいえると思います。戦後間もない物資欠乏のときは、家計を豊かにすることがすべての日本人にとって幸福の条件でした。しかし、今日の不透明な時代は、すべての人に共通の課題を見出しがたく、自分が幸福になるために何をすべきかを、各自が試行錯誤しながら考えなければなりません。
だから、焦ってはいけないのです。皆さんの中には、希望通り就職できた人もいれば、未だ就職先が決まっていない人もいます。それどころか、自分の進むべき方向が定まらず、思うように就活すら十分できないままに本日を迎えた人もいることでしょう。いずれの人も、今のこの時点で、自分が幸福か不幸かの結論を出してはいけません。この不透明な時代では、将来の予測は極めて困難であり、皆さんの人生も同じだと思ってください。今成果が出ているからといって将来を楽観してはいけません。油断大敵です。逆に、今恵まれていないからといって、将来を悲観することはありません。成果が出るまで、諦めることなく、前向きに明るく頑張ってほしいと思います。人生は、二十歳(はたち)そこそこで結論が出るほど楽なものではありません。
最後に、はなむけの言葉を皆さんに贈ります。それは、「ありがとう」という平凡な言葉です。しかし、私が知る言葉の中でこれ以上の言葉を見つけることはできません。偉大な人も含めて人間は、広大な宇宙に比べれば、極めてちっぽけな存在です。宇宙の歴史から見れば、百歳まで生きた長寿の人の命ですらほんの一瞬に過ぎません。私たちがいくら精一杯生きていると思っていても、大したことではないのです。すべては、自分以外のすべてのものから恩恵を受けて生かされていると言ったほうが正確でしょう。
ですから、「ありがとう」なのです。人生が上手くいっているからといって、尊大になってはいけません。人生が上手くいっているのは、自分の努力だけではないからです。
「ありがとう」という言葉は、自分に対する謙虚さと他人(ひと)に対する優しさを意味すると私は考えています。私は毎日、少し恥ずかしいのですが、鏡に向かって、「ありがとう」と言って自宅を出ることにしています。そうすると、自分の心から雑念や欲得が消えて無心になることができます。少々寝不足のときでも清々しい気持ちになります。「ありがとう」は実に不思議な言葉だと思います。
お名残は尽きませんが、いよいよお別れのときがまいりました。いつか、どこかで皆さんと再会することがあるかもしれません。そのときには、社会人同士対等な関係です。お互い笑顔で「やぁ」と言葉を交わしましょう。皆さんの将来が心豊かで幸多かれんことを心よりお祈りしつつ、お別れいたします。ごきげんよう、さようなら。
平成二十三年三月十六日
常葉学園短期大学
学長 木宮岳志(きみや たけし)
本日(3月16日)、卒業式は予定通り行います。
昨日の静岡県東部を震源とする地震の影響で交通機関に影響が出ているかと思いますが、参加される卒業生及びご父兄・在校生・来賓の皆様、ご出席いただきますようよろしくお願いします。
本学における平成23年度最後の入学試験となる一般入学試験後期日程の願書締め切りが明日(3/15)に迫りました。
今回の地震による影響により、「期限までに願書が届かない」、「当日(3/19)試験会場(本学)に時間通りに行けない」等、入試について何か不安な点がありましたら、入試課まで事前にご相談ください。
できるだけ臨機応変に対応するつもりですので、何なりとご相談ください。
常葉学園短期大学 入試課
| ℡ | 054-261-1313 |
| nyushi@tokoha-jc.ac.jp |
3月12・13日に開催予定のパパママ応援団は中止になりました。










